日本のクリスマスはデコレーションケーキにチキンというのが定番になりつつあります。
しかし世界中の人がそのようなクリスマス料理を食べているわけではありません。
むしろ日本のほうが特殊なのかもしれません。
それでは世界では、どんなクリスマス料理が食べられているのでしょう??
お手本にしたい世界のクリスマス料理☆
ロースト系のお料理
(出典http://erecipe.woman.excite.co.jp/)
クリスマスには日本ではローストチキンやフライドチキンなど、
チキン料理が多いのですが、アメリカでは七面鳥料理です☆
七面鳥は丸焼きのローストターキーにすることが多いですね。
もともとは感謝祭の料理であったローストターキーですが、
今ではクリスマスにもよく作られます。
アメリカでは七面鳥の他にも、
豚の丸焼きなどもクリスマスには作られるところがあるようです。
ローストターキーはアメリカだけでなく、
カナダやブラジルなどでもクリスマスにはよく食べられます。
そしてローストの肉料理と言えば、やはりローストビーフです。
ローストビーフはイギリスでよく食べられる料理ですが、
クリスマスの時期にも食卓によく出てきます☆
イギリスのロースト料理と言えば、ビーフの他には七面鳥よりもガチョウが多いようです!!
クリスマス用のお菓子
ブッシュ・ド・ノエル
クリスマスにはお菓子もつきものです。
日本では飾り付けしたデコレーションケーキがケーキ屋さんの店頭に並びますが、
ブッシュ・ド・ノエルも人気です☆
ブッシュ・ド・ノエルは丸太の形をしたデコレーションロールケーキで、
フランスが発祥とされています。
これ以外に世界ではクリスマスで、どういうお菓子が食べられるのでしょう??
シュトーレン
まずドイツではシュトーレンというお菓子を作って食べます。
(出典http://sakura-hirari.blogzine.jp/)
ケーキと言うよりも菓子パンというほうが近いかもしれません。
生地にドライフルーツやナッツなどが練りこんであって、
日が経つほどに味が染みて美味しくなっていきます。
ドイツではクリスマスを待つ間、
少しずつスライスして食べるというのが習慣になっています☆
パネトーネ
(出典http://allabout.co.jp/gm/gc/404748/)
イタリアではパネトーネが有名です。
パネトーネは卵を使った生地にレーズンやオレンジピールなどの、
ドライフルーツを練りこんだ菓子パンです。
ドライフルーツが入っていないものはパンドーロと呼ばれます。
ミンスパイ
(出典http://thepuddingparty.com/mince-pie/)
イギリスにはクリスマスプディングやミンスパイが作られます。
クリスマスプディングは日本で作るプディングとは大きく異なっているケーキです。
またミンスパイはもともと、ひき肉をつめたパイのことでしたが、
今ではドライフルーツを詰めたパイ菓子のことです。
その他のクリスマス料理
ローストターキーやチキンの他にも、
クリスマスに必ず登場する料理と言うものが世界にはあります。
イギリス
イギリスではチポラタソーセージのベーコン巻きがクリスマスディナーに登場します。
チポラタソーセージは小ぶりのソーセージで、ベーコンを巻いた様子が、
キリスト様が産着を着ている姿に似ているということから、
クリスマスに登場するのだそうです。
イタリア
イタリアではカッペレッティというパスタ料理がクリスマスの食卓に上ることが多いです。
なんとも不思議な形のパスタですねー。。。
(出典http://ninja.pokebras.jp/e199357.html)
アメリカ
(出典http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51847250.html)
アメリカは移民の国であり、いろいろな国を起源とした人たちが住んでいるために、
クリスマスにはそれぞれの家庭の味があると言ってもいいと思います。
七面鳥は感謝祭の時には食べますが、1ヶ月しか離れていないクリスマスには、
七面鳥ではなくハムがテーブルに上がるということも多いようです。
またケーキは食べずにクッキーを食べることのほうが多いということです。
日本のクリスマスはアメリカの影響を大きく受けているのですが、
アメリカの実際のクリスマスの食卓は、日本とはまた別のようですね。