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結論から言います。
ブライダルフェアとは、会場側の営業活動です。
だから「少々強引な勧誘がある」と心得てください。

しかし、実は勧誘を簡単に断ることができるんです。

ここでは、実際にブライダルフェアを体験した交際期間2年のアラサーカップルが「勧誘の断り方」をぶっちゃけます。

一方、具体的に結婚予定のあるカップルにとって、ブライダルフェアは最高の予行演習です。

そこで、ブライダルフェアの予約から体験までの一連の流れ、会場で浮かない服装例、などを自身の体験に基づいてご紹介します。

また、東京、大阪、名古屋で人気のブライダルフェア会場も紹介します!

ブライダルフェアでの勧誘を簡単に断る方法とは?

断る写真

「ブライダルフェア=結婚時期が定まっていない人には勧誘がきつく苦痛に感じるイベント」
かもしれません。

なぜなら、式場側にとって、
「ブライダルフェア=成約客探し」
だからです。

したがって、1年以内に挙式予定のカップルは優良客とみなされ、少々強引な営業活動を受けます。(私も参加後、ネットで調べて知りました)

一方、具体的に挙式予定が決まっていないカップルは成約する見込みが低い客なので、あまり強い勧誘を受けません

そこで、勧誘を断るコツは、会場見学前に、
「結婚時期は決まっていない。情報収集が目的」
と正直に伝えることです。

このように、事前に、「成約度が低そうなカップルである意志を伝える」と、あっさりとした営業で終わります。

みなさんも、お互いの気持ちが盛り上がるので、勧誘を恐がらずに、ぜひ、気軽にブライダルフェアを体験してみてください。

ブライダルフェアを探すならコチラ

そもそもブライダルフェアとは?

ブライダルフェアは、ホテルや結婚式場等、各会場で開催され、結婚を控えたカップルが実際の式の流れを体感できるイベントです。

ただし、デート感覚の参加もOKですが、最初から契約意志がないのであれば、「断る心構え」も必要です。

この場合には、最初から情報収集が目的と意思表示しておきましょう!

 

【予約前】ブライダルフェア前に私が調べたこと

ブライダルフェア予約前にアラサーカップルの私たちが調べた情報をご紹介。

ブライダルフェアのコンテンツ

ブライダルフェアの主なコンテンツ6つはコチラ。

  • 模擬挙式
  • 模擬披露宴
  • 試食会
  • ドレス試着会
  • 会場のコーディネート見学
  • 相談会

模擬挙式

新郎新婦や牧師さんのモデルが登場。教会式なら、聖歌隊やオルガン演奏にも注目を。

模擬披露宴

新郎新婦や牧師さんのモデルが登場。音響照明のクオリティチェックを忘れずに。

試食会

ゲストへのもてなし力が問われる料理。
質だけでなくサーブされた際の温度感もチェック。

ドレス試着会

自分に似合うドレスを選ぶ機会。
レストラン式なら、裾が広がらないドレスが〇。

会場のコーディネート見学

会場全体の雰囲気だけでなくテーブルクロス、装花がコーディネートを細かくチェック。

相談会

結婚式の予算、準備すべきもの、式本番までのスケジュールで不明点があれば、ウエディングプランナーさんに確認を。

ブライダルフェアの料金

基本的に無料なブライダルフェア。ただし、試食会付の場合、有料の可能性があります。

ブライダルフェアの予約有無

飛び入りOKもありますが、人気会場は予約が確実。開催前日なら、ネット予約でなく電話予約を。

ブライダルフェアの持ち物

カメラ(スマホOK)、メモ帳は持参を。
会場パンフレットが入る大きめカバンがベスト。

ブライダルフェアに着ていくべき服装

ラフ過ぎなければ基本的にドレスコードの縛りはなし。試着会有の場合は見られてOKな下着と脱ぎ履きしやすい靴を。

男性の服装例

メンズファッションどっとこむ公式HPより引用

・無難は、ポロシャツ+ジャケットORカーディガン+チノパン、て感じです
・会場で浮く例は、ダメージジーンズやクロックスなどはラフすぎる

女性の服装例

INDEX公式通販サイトHPより引用

・無難は、ブラウス+ひざ丈スカートORワンピース
・会場で浮く例は、露出が激しい肩だしニットやミニスカート等

ブライダルフェア会場タイプとメリット・デメリット

結婚式が開催される会場のタイプは大きく4つ。
好みの会場タイプに応じ、フェア予約を。

  • ホテル
  • 式場
  • レストラン
  • ゲストハウス

ホテル

<ホテルで結婚式を挙げるメリット>
・知名度と格式の高さ
・アクセス抜群の駅チカ多

<ホテルで結婚式を挙げるデメリット>
・会場が広くゲストとの距離が遠い
・費用が一般的に高め

式場

<式場で結婚式を挙げるメリット>
・挙式と披露宴がセット
・ウエディング専門で、プロにすべてお任せできる

<式場で結婚式を挙げるデメリット>
・こだわりが出しづらい
・別の結婚式とバッティングすると貸切感が薄い

レストラン

<レストランで結婚式を挙げるメリット>
・高レベルの料理をゲストに提供できる
・アットホームな雰囲気

<レストランで結婚式を挙げるデメリット>

・控室が小さい
・ドレスの種類が少ない

ゲストハウス

<ゲストハウスで結婚式を挙げるメリット>
・自分のこだわりを投影しやすい
・別の結婚式とバッティングしない

<ゲストハウスで結婚式を挙げるデメリット>
・移動距離が長い
・費用が一般的に高め

曜日・時間から見るブライダルフェア

各曜日や時間帯によって、フェアの込み具合が違うため要チェック。

週末フェア

●仕事勤めのカップルが多く混雑度大。
●生の結婚式が見たい方に。

平日フェア

●週末フェアと比較し、圧倒的に混雑度低。
●じっくり会場見学したい方に。

夕方フェア

●仕事帰りの来場者多数。
●ナイトウエディング希望の方に。

ブライダルフェアの情報収集はコチラ

 

【予約・参加】人生初のブライダルフェア体験談

アラサーカップルの私たちが、実際に、金曜夜に会場予約→土曜昼に会場に電話→日曜朝にブライダルフェアに参加した、一連の流れをご紹介します!

ブライダルフェア予約に活用したサイト

私が活用したのは雑誌・CMでもおなじみの『ゼクシィ』。その他、上位サイト5つはコチラです。

  • マイナビウエディング
  • Hanayume(ハナユメ)
  • みんなのウエディング
  • ウエディングパーク
  • ぐるなびウエディング

いずれのサイトも掲載会場は似たり寄ったり。

しかし、各サイトによって同じ会場でも特典が違う場合があるため比較検討するのがベターです。

ゼクシィでの会場選びはコチラ

会場検索の条件と決め手

私がブライダルフェア探しの上で重視した3点は

・週末開催
・大阪の梅田エリア(大阪市北部)
・試食会がある

50件程度のブライダルフェアがヒットし、『エリア最安値宣言』のキャッチコピーが光っていた会場を予約することに。

プチプラ結婚式を希望していたため、将来の参考になる会場を選択しました。

ブライダルフェア予約後の流れ

予約後、会場から着信後にメールが届いていました。そこには、会場からの質問事項が。

  • 私と彼の名前
  • 3時間フルの見学は可能か?
  • 結婚の予定時期
  • 当会場を選んだ理由
  • 過去に見学した会場、今後見学予定の会場
  • ブライダルフェア参加時の交通手段

スマホで返信する手間が惜しかった私は、会場に電話

「10分程度お時間いただけますか?」と言われましたが、かかった通話時間は20分。

通話時間が惜しい人は「5分なら対応可能です」等、事前に一言添えるといいかもしれません……

ブライダルフェア当日の流れ

いよいよブライダルフェア当日。
梅田駅から徒歩15分程度の会場に到着。

「いらっしゃいませ」のお出迎え後
30代前半のイケメンスタッフさんが、温かいおしぼりを手に予約席へ案内してくれました。

他に4カップルが着席し、年代は20代半ば~30代後半まで幅広い模様。

「以下のアンケート用紙を記入いただきましたら側にいる係員をお呼びください」と言われたので、アンケート記入開始。

アンケート記入

裏面にも及ぶ、およそA2サイズのアンケート用紙。電話のヒアリング内容と被る箇所も。

    • 式場選択に利用した広告媒体
    • 見学軒数、フェア参加検討中の会場名
    • 式場選びで重視しているポイント
    • 式の予定日時と予算
    • 好みな会場の雰囲気等

アンケート記入中

「土日はお客様が多いので、ご記入中申し訳ありませんが、会場案内を開始します」

と、20代前半程の女性ウエディングプランナーさんから声をかけられ記入中のアンケートはそのままに予約席を離れました。

会場案内

案内された会場は3つ。ロビー(ウェルカムスペース)、挙式場、披露宴会場の写真とともにそれぞれの印象をご紹介。

1.白×緑を基調としたナチュラル風の会場
2.白×ピンクを基調としたエレガント可愛い会場
3.爽やかで大人女子ウケばっちりな会場

 

1.白×緑基調。ナチュラル風の会場
ウェルカムスペースは、多くの植物で飾られボタニカル感満載。

ゲストが使うロビーや化粧室に関しては新郎新婦が自由に装飾できるスペースのようで

新郎新婦のこだわりを詰め込める(=手作りできる)アイテムが一目でわかりました。

ソファーに設置されていたガーラント。
ここに自身の写真を飾り付ける新郎新婦の例もあるみたい。

そして、挙式場。

見どころは、バージンロードに敷き詰められた白と緑の装花たち!

白い椅子が並ぶゲスト席。
席に置かれた黒いファイルには、挙式の流れと讃美歌が。

教会式で使用されるステージ台。
花瓶刺しの装花は好みのものに変更可能。

教会式で使用されるパイプオルガンも。
(人前式なら不要のアイテムとなります)

お次に、披露宴が執り行われる会場コーディネート。

白×黒を基調としたモダンな雰囲気。
ゲスト席には白×緑の装花で挙式場と統一。

ゲスト席には引き出物の袋も。

新郎新婦が着席するひな壇も撮影。

メインテーブルの装花は、披露宴で着るカラードレスの色と統一感を持たせると素敵でしょうね。

2.白×ピンク基調。エレガント可愛い会場
お次は一風変わって、白×ピンク基調のプリンセス風の会場。

ソファーの上に飾られたアリスモチーフのアイテム。アリス好きな私には大ヒットでした!

ウェルカムボードはアレンジフラワーの下にちょこんと飾り付け。参考になるかも。

扉付近のドアストッパーらしきもの。
アリスの世界観がココにも満載。

そして、会場人気トップの挙式場!

先ほどのナチュラル風な会場と同タイプ。
装花の色を緑からピンクに変えただけで、こんなにガラッと変わるのか。

写真で見ると甘々ですが、実際はローズピンクの装花でエレガントな雰囲気でした。

続いて披露宴会場。
こちらもナチュラル風な会場と同タイプですが、壁の色が白メインで明るい雰囲気。

ゲスト席もパシャリ。ゲスト席の装花も落ち着いたローズピンクで、アラサー女子のハートわしづかみです!

新郎新婦のひな壇。ウエディングケーキとキャンドルもスタンバイ。

ウエディングケーキのピンクと比べて、装花の色が落ち着いているのが、何だかいいアクセント。

3.爽やかで大人女子ウケばっちりな会場
ラストは、可愛い系よりシンプル系が好きな方ウケする会場で、ウェルカムスペースは、モノトーンと渋めの赤。モダンな雰囲気です。

披露宴会場は階が分かれています。

先に紹介した2会場はワンフロアでしたが、階段があることでバージンロードが長くなり、より気持ちが高まる効果がある模様。

挙式場は、白×茶色基調。最上階に位置しルーフガーデン付。

新郎新婦・ゲストで一斉に風船を放つバルーンリリースの演出が人気なのだとか。

披露宴会場は白×黒基調でモダンな雰囲気。
ゲスト席は、装花無しでシンプル。

ひな壇の装花は、新郎新婦席の後ろにさりげなく。

以上、会場案内でしたが、装花の色や飾り方だけでも会場の雰囲気がガラっと変わるのが大きな発見でした。

試食会

式本番に提供される料理の一部を試食。

オマール海老と季節野菜のムース

 

ソフトパンとミルクパンのオリーブオイル添え

 

鯛のポワレと白ワインのソース

 

国産牛のロースト

 

デザートビュッフェ

 

青りんごジンジャー&白桃カルピスのカクテル

 

会場とキッチンが全フロアに併設されているため、料理は温かいままで好印象。

印象深かったのが、料理を運んでくれた40代半ばくらいの女性スタッフ。

「挙式に近めのお日にち、式場側が求める日にちで契約したら安くなりますよ」とこっそりアドバイスをくれたのです。

式場側も日々の予定を埋めるため空きの状況を作りたくないからなのだとか。

「300万以上の見積出てきたら嫌だな」
と私たちが会話していたのが聞こえたのかも。

相談会

アンケートを元に挙式時期を聞かれ
「何となく1年後、としか決めていません」と回答する私と彼。

「大安や仏滅、土日か平日かでお見積もりが変わるので、特定の日時を指定ください」と言われ『土日の仏滅ではない日』を指定。

待つこと約20分。
2017年2月4日(土)に式を挙げることを
想定した見積もりが提示されました。

「200万円以上か……」
まぁ、そんなもんよねと思いつつ、値段交渉。

待たされること10分。

挙式代、装花代、衣装代〆て
赤字の772,200円が割引に。

「これならお金も心配ないですし、仮契約しましょ!」と促されるも、その日に契約するつもりはなかった私たち。

「解約金を取られるなら仮契約はできない」
「まだ親の許しを得ていないので……」

と言うものの

「ここまで割引がつく式場なんてないですよ」
「大人ですし、ご結婚を決めるのはご本人たちでしょ」
、とのこと。

30分後、ようやく式場から解放されることに。
予定より1時間半オーバーし終了でした。

 

ブライダルフェアの魅力とは?

ブライダルフェアは、結婚時期が定まっていない人には勧誘がきつく感じるイベントかもしれません。

しかし、結婚にかかる費用、スケジュール、トレンドの会場コーディネート等が、手早くわかることが、ブライダルフェアの大きな魅力です。

実際の結婚式の会場選びでは色々な会場を調べるはずです。

気に入らない点があれば、そのことを正直に話せばO.K.なので、式場探しにぜひブライダルフェアを活用してください。

ブライダルフェアの情報収集はコチラ

 

ブライダルフェアに関するQ&A

ブライダルフェアで他のカップルが質問していたこと、一般的によくあるQ&Aをまとめました。

ブライダルフェアで契約しない=非常識?

答えはNO。式場側もビジネス。契約しないカップルも多く対応しています。
高い買い物なので、契約できない理由を正直に話し、丁重にお断りを。

ブライダルフェアでドレス試着は可能?

試着会がある会場なら確実。
ドレス試着は、契約後の式場も多いので事前に確認を。

結婚式時期を決めないとブライダルフェアは行ってはいけない?

時期が決まっていなくても結婚への前向きな意志があれば参加OK。季節だけでも大まかに決めておくと、見積がスムーズ。

ブライダルフェアの特典内容って?

私が参加したブライダルフェアでは、有名カフェのプリペイドカードが来館者特典でした。
各結婚情報サイトに行けば、特典付のブライダルフェアを検索できるので活用してみては。

 

地域別ブライダルフェア会場一覧

日本三大都市で開催されるオススメのブライダルフェア会場はコチラ。会場探しの参考に。

東京でオススメのブライダルフェア会場

関東だけでなく遠方からのゲストも招待しやすい立地にあるため、東京駅・品川駅付近の会場がオススメ。

1.ラグナヴェール TOKYO(式場・ゲストハウス)

ラグナヴェールTOKYO公式HPより引用

東京駅 徒歩5分。
本格フレンチの試食会が人気。

 

2.品川プリンスホテル(ホテル)

品川プリンスホテル公式HPより引用

品川駅 徒歩2分。
ドレス試着×撮影会が人気。

 

3.LOS ANGELES BALCONY RESTAURANT&BAR (レストラン)

LOS ANGELES BALCONY RESTAURANT&BAR公式HPより引用

品川駅 徒歩5分。

夏限定のガーデン試食会が人気。

東京の会場選びはコチラ

 

大阪でオススメのブライダルフェア会場

梅田があるキタはキレイ目系、難波があるミナミはちょい派手系と、エリアによって人気の結婚式タイプが異なるため、2つずつご紹介。

1.ホテル阪急インターナショナル(ホテル)

ホテル阪急インターナショナル公式HPより引用

梅田駅 徒歩3分。
気品あふれるチャペルでの模擬挙式が人気。

2.ザ ガーデンオリエンタル大阪(式場・ゲストハウス)

ザ ガーデンオリエンタル大阪公式HPより引用

大阪城北詰駅 徒歩3分。
豪華ステーキランチ券付フェアが人気。

3.セント・ラファエロチャペル御堂筋(式場・ゲストハウス)

セント・ラファエロチャペル御堂筋公式HPより引用

心斎橋駅 徒歩3分。
黒毛和牛食べ比べ試食が人気。

4.8G Horie RiverTerrace Wedding(レストラン)

8G Horie RiverTerrace Wedding公式HPより引用

なんば駅 徒歩3分。
流行の1.5次会ウエディング相談会が人気。

大阪の会場選びはコチラ

 

名古屋でオススメのブライダルフェア会場

近年、派手婚が減っているものの菓子まきなど独自の伝統的演出が好まれるエリアです。年配ウケの高い品のある会場選びがベター。


1.ガーデンレストラン徳川園(式場・ゲストハウス)

ガーデンレストラン徳川園公式HPより引用

大曾根崎駅 徒歩10分。
和の伝統美が魅力の日本庭園探索が人気。

2.名古屋マリオットアソシアホテル(ホテル)

名古屋マリオットアソシアホテル公式HPより引用

名古屋駅 直上。
仕事帰りにも行けるクイック相談会が人気。

名古屋の会場選びはコチラ

 

まとめ


『ブライダルフェア=勧誘がつきもの』。
断るには勇気が必要ですが、見学前の行動ひとつで、有意義な時間が過ごせます。

デート感覚でも構いません。

一生に何度とない重大イベントを成功させるため、断ること=失礼と思わず、ブライダルフェアに挑みましょう。