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結婚式に親戚や友人をファミリーで招くということも少なくないのではないでしょうか。ゲストにお子さんがいる場合、親戚であれば招くのが一般的です。友人の場合は、新郎新婦がぜひ参加してほしいという思いがあるのであれば招きましょう。
そして、せっかくお子さんをゲストで招くのであれば、新郎新婦だけではなく参加しているお子さんも一緒に楽しませることができる特別な演出もしてみてはいかがでしょうか。今回は、子どもゲストが参加できるおすすめの演出と、子どもゲストに対して知っておきたいマナーについてご紹介します。

 

おすすめの子どもゲスト演出①リングガール&リングボーイ

リングガール&リングボーイは、チャペルや教会で挙式で新郎新婦が指輪交換をする際に使用する結婚指輪を運ぶお手伝いをしてもらう演出となります。

結婚指輪を乗せたリングピローを持ち、新郎の後ろを歩きながら結婚指輪を届けるというとても大切な役割になります。そのためしっかりと歩ける年齢のお子さんにお願いするのが必須です。緊張などでつまづいたり、転んでしまう可能性もありますので、心配な方はリングピローに乗せる結婚指輪を本物ではなく似たようなフェイクのものに変えておくという対策もできます。

リングガール&リングボーイは一般的には男の子がすることが多いのですが、もちろん女の子でもOKです。男の子の場合は「リングボーイ」、女の子の場合は「リングガール」と呼びます。

 

おすすめの子どもゲスト演出②フラワーガール

フラワーガールは、チャペルや教会での挙式で新婦と父親が歩く前にバージンロードに花びらをまき、花嫁を先導するお手伝いをしてもらう演出です。
バージンロードに花びらをまくのは、バージンロードをお清めするという意味があり実はとても大切な演出なのです。

フラワーガールはしっかりと歩きながらバージンロードにお花をまけることが必要になりますので、4歳以上の女の子にしてもらうのが一般的とされています。またフラワーガールは1人だけではなく、複数人でもOKなのが特徴です。
子どもゲストの姉妹にお願いしたり、1人では恥ずかしいというお子さんがいれば2人にお願いするという選択肢もとれます。

 

おすすめの子どもゲスト演出③ベールガール・トレーンベアラー

ベールガールは、チャペルや教会での挙式で花嫁が入場をする際にベールの裾を持つお手伝いをする演出です。ベールガールは花嫁がバージンロードを歩く歩調に合わせつつ、ドレスのトレーンを踏まないように歩かなくてはならずちょっぴり難易度が高めです。

そのため、あまり小さいお子さんにお願いするのは避けるのがベターです。小学生以上のお子さんにお願いするのがベストといえるでしょう。
また、ベールよりもウェディングドレスのトレーンのほうが長い場合は、「トレーンベアラー」と呼ばれるトレーンの裾を持つ役割をお願いするのもOKです。挙式の際に着用するウェディングドレスのデザインに合わせてどちらをお願いするのか決めましょう。

 

おすすめの子どもゲスト演出④ページボーイ

ページボーイとは、チャペルや教会での挙式で聖書を祭壇まで運ぶお手伝いをしてくれる演出です。聖書以外にも、結婚証明書や宣言文などを運んでもらうケースもあるようです。
ページボーイは牧師さんに続いて入場し、新婦の前を歩きながら先導します。

祭壇まで1人で歩けることが前提条件になるので5歳以上の男の子にお願いするのがおすすめです。またページボーイは親族の子どもゲストが行うのが一般的のため、親族に該当年齢の男の子がいればぜひお願いしましょう!

 

おすすめの子どもゲスト演出⑤花束贈呈

花束贈呈は、披露宴において子どもゲストから新郎新婦に花束を贈るという演出です。新郎新婦と馴染みのあるお子さん2人にお願いするのがおすすめです。1人が新郎に、もう1人が新婦にそれぞれ花束を贈呈することが多いようです。中にはサプライズ演出で起用するというケースも!

言葉を話せる年齢のお子さんであれば、新郎新婦に向けてお祝いのメッセージを言ってもらえるといいかもしれませんね♪花束贈呈であれば、小さなお子さんでもしやすいので披露宴の演出としても組み込みやすいですね。

 

子どもゲストの演出をする際のマナーについて

◆衣装は事前に打ち合わせを

子どもゲストに参加してもらう演出をする際、気になるのはやはり衣装です。男の子であればタキシード、女の子であればドレスが一般的とされています。特に女の子のドレスは、白だと新婦のウェディングドレスの色をかぶってしまうためマナー的にはあまり良くないとされています。

鮮やかすぎる派手なカラーのドレスも結婚式の会場と合わないことが多いので、パステルピンクやイエロー、ブルーなどがのドレスがおすすめです。演出をお願いする際の子どもゲストの衣装については、新郎新婦の衣装や会場の雰囲気などどうまくマッチするように予め子どもゲストのご両親と相談しておくのがおすすめです。

◆子どもの演出は早めの段階で!

子どもにとって結婚式はとても長く、時間が経つほど飽きてしまったり退屈に感じるものです。披露宴の最後のほうに子どもが参加する演出があるようだと、集中力がなくなってしまいうまくできなかったり疲れて不機嫌になっている可能性もあります。最悪の場合、眠ってしまうなんてことも!

子ども参加の演出をする場合は、挙式か披露宴の最初のほうに済ませるのが理想的といえるでしょう。「早い段階」の線引きがいまいちわからないという方は、結婚式のプロであるプランナーさんに相談することをおすすめします。子どもゲストが参加する演出に一番よい時間帯やタイミングをアドバイスしてくれるはずです。

◆参加してくれた子どもたちへのお礼も用意しておこう

結婚式の演出をお手伝いしてくれた子どもゲストには、お礼としておもちゃやお菓子などを用意しておき演出が終わった際にプレゼントしましょう。あまり高価なものを準備する必要はなく、ちょっとしたものでOK!渡す際に感謝の気持ちをしっかりと伝えることが重要です。予め演出をお手伝いしてもらうお子さんたちの好みを聞いておき、その好みに合うものとプレゼントすればさらにお子さんもとても喜びますよ♪

また、参加してくれた子どもたち以外にも招待している子どもゲストがいる場合は、そちらにも何かしらのプレゼントを用意しておくのがおすすめです。こうした配慮をすることで、おもちゃやお菓子の取り合いになることもありません。

 

まとめ

結婚式において子どもゲストにお手伝いをしてもらうと盛り上がるおすすめの演出と、参加してくれるお子さんたちのために把握しておきたいマナーについてご紹介しました。
お子さんにとっては初めての晴れ舞台になるという場合も多く、ハプニングが発生する可能性もありますが、それも含めて素敵な思い出になることでしょう。

子どもたちが結婚式に参加することにより、会場の雰囲気も和み参加しているゲストみんなが笑顔になるのではないでしょうか。
結婚式に招待するゲストの中にお子さんがいるという方は、ぜひ今回ご紹介した演出を検討し大人から子どもまで、参加するゲストみんなが楽しめる結婚式にしてみてはいかがでしょうか。