女性が一番きれいに見えると言われる結婚式。デザインにこだわったり、体系にぴったりサイズが合うようにオーダーメイドでウェディングドレスを作る花嫁さんも少なくありません。でも、結婚式が終わった後、ウェディングドレスって使い道がないんですよね。そのままタンスにしまってあるという方も多いそう。せっかく作ったウェディングドレスやベール、タンスの肥やしにしていてはもったいない!思い出のウェディングドレスをリメイクして生まれ変わらせてみませんか?ウェディングドレスリメイクの素敵なアイデアや事例をご紹介します。
どんなものにリメイクできる?リメイクのアイデア集
ウェディングドレスのリメイクといっても、いったいどんなものにリメイクできるか想像できますか?生地のボリュームがあるので、基本的にはほとんど何にでもリメイク可能ですが、せっかくならウェディングドレスのイメージや生地の質感にぴったりのものがおすすめです。そこで、こちらではウェディングドレスのリメイクのアイデアをいくつかご紹介します。
ミニチュアドレス
結婚式の思い出にいつでも浸りたいなら、ミニチュアドレスへのリメイクがおすすめです。実際のウェディングドレスのイメージそのままのミニチュアドレスにリメイクすることができますので、ケースに入れてリビングや玄関などに飾っておくと素敵ですね。中には、バービー人形サイズにリメイクして、バービーに着せているという方もいらっしゃいました。
セレモニードレス
思い出のウェディングドレスを生まれてくる赤ちゃんのためにセレモニードレスにリメイクする方法もあります。セレモニードレスは、赤ちゃんが病院から退院する時やお宮参り、お食い初め、初節句などのおめでたい日に着る晴れ着のことです。一般的に白の生地やレースがついたものが好まれるので、ウェディングドレスからのリメイクにぴったりです。
ガールズドレス
生まれてきたお子さんがもし女の子なら、ぜひガールズドレスにリメイクしてみてください。ウェディングドレスの高級素材を生かして、上品でハイクオリティな子供用のフォーマルドレスを作ることができます。小さな子供はお友達やご親戚の結婚式に御呼ばれした際に、フラワーガールやリングガールを務める機会もありますよね。そのときに着せてあげればとってもかわいくて、みんなの視線を集めることができます。また、七五三や発表会などの場でも活躍するドレスにもなりますよ。
パーティドレス
ウェディングドレスをリメイクして、ご自分用のパーティドレスにすることもできます。ウェディングドレスのデザインを残したままリメイクも可能ですし、全くデザインを変えて別の形のドレスにすることも可能です。パーティドレスなら、これから先何度も袖を通す機会もあるので、活用できそうですね。
小物
ウェディングドレスの素材は、小物作りにも適しています。中でも化粧ポーチやぬいぐるみ、髪用のコサージュからフォトフレーム、パパのネクタイまでリメイクで作ることができます。一着のウェディングドレスから、たくさんの小物を作ることができるので、家族みんなでリメイク作品を持つのも素敵ですね。
自分でできるウェディングドレスのリメイク
思い出のウェディングドレスのリメイクですが、ほとんどの方は専門のショップや業者さんにオーダーされると思います。でも、実はけっこう費用がかかったりするんですよね。大体、小物などへのリメイクで5,000円前後、ベビードレスやパーティドレスなど手の込んだものになると数万円というケースも珍しくありません。リメイクはしたいけど、あまりコストはかけたくないという方には、セルフリメイクがおすすめです。裁縫に自信がある方はもちろん、あまりやったことがないという方でも、アイデア次第で上手にリメイクできます。そこで、ここではウェディングドレスのセルフリメイクのアイデアについてご紹介します。
赤ちゃん用のアフガンを作る
赤ちゃんを優しく包むアフガン(おくるみ)はとても簡単にできるリメイク品です。形も正方形なので、まっすぐ縫うだけですので失敗しらず。少し華やかなイメージにしたいなら、ドレスの胸元部分などについているビーズや飾りをワンポイントにつけると素敵です。ミシンがなくても手縫いでも作れる簡単リメイクグッズです。
ビーズや刺繍などの素材を使う
生地を裁断して何かを作るのは技術的に難しいという不器用さんには、ドレスについているビーズや刺繍だけを使って簡単リメイクがおすすめです。少し面倒ですが、ドレスに縫い付けてあるビーズや刺繍、レースなどをきれいに外して、お手持ちのアイテムに付け替えましょう。これならミシンも不要ですし、時間もかからずにリメイクすることができます。
娘が結婚式で母のドレスを着ることも?
実はここ数年、数十年前に母親が着たウェディングドレスを娘が自分の結婚式で着るというパターンが増えてきているそうです。母から娘へ受け継がれるドレス、とても素敵ですね。デザイン的に古すぎる場合には、少し手直しをして今風にリメイクする方法もあります。そんな日が来たときのために、ドレスは大切に取っておきたいという方もいらっしゃると思います。その場合には、きれいにクリーニングをして保管をしておくことをおすすめします。クリーニング後に真空パックに入れて劣化しないように保管をするサービスもあり、20年後、30年後でも色あせることなくドレスを保管できるようになっています。
まとめ
女性にとって、とても大切なライフステージである結婚式。自分の結婚式で着たウエディングドレスには、結婚した時の幸せな気持ちや思い出がたくさん詰まっています。オーダーメイドで作ったものならなおさら素敵な形で残しておきたいですよね。そんな特別な思いをかなえてくれるウェディングドレスのリメイク。生まれてくる子供のためにリメイクするも良し、自分用のアイテムにリメイクして普段使いするも良し、アイデアは自由自在です。ウェディングドレスを自分の理想の形でリメイクして、大切な思い出を残しましょう。